都会では車のヘッドライトやテールランプを写し込んだ写真が撮影できるスポットがたくさんあります。最近のスマホはかなり性能もよく夜でも綺麗に撮れますが、光跡を入れた写真は難しいです。そこでレンズ交換ができるミラーレスカメラや一眼レフカメラの出番です。
■光跡夜景撮影の撮り方
1、光跡を撮影するためにはシャッタスピードを長めに設定しますので、しっかりした三脚を使用しカメラがぶれないようにする。(カメラの手振れ補正はOFFにします。)
2、マニュアル撮影が基本と教わった方も多いと思いますが、絞り優先でもシャッタースピード優先でも大丈夫です。私は普段絞り優先で撮影します。
3、リレーズは必須です。せっかく三脚を使っているのにシャッターを切ったときにぶれてしまっては困りますね。
4、ISOはご使用のカメラの基本感度100、もしくは200で撮影。その機種に依存します。その後ISOで露出時間の調整が必要なときはISOで調整します。
光跡の長さは自動車等の動くスピードによります。被写体である車をよく見て何枚かシャッタースピードを変えて撮って、最適なシャッタースピードを探してください。
次の写真は歩道橋の上から撮影していますので、三脚は使用せず歩道橋の手すりにカメラを置いて撮影しています。人が通るたびに歩道橋は結構揺れます。
上の2枚を比べて見れが分かりますね。シャッタースピードの違いでクルマのライトの光跡の長さが違います。光跡の長さがちょうどいい長さになるようシャッタースピードを調整して下さい。
→シャッタースピードの調整方法
船みたいな遅いものは当然シャッタスピードを遅くしなくてはなりません。
一枚では光跡が寂しいときは何枚も重ねて写真を完成させることもあります。
フォトショップが使える方は複数枚の写真を合成して次のような写真にすることもできます。
誰でも撮れる夜景写真講座
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